マメのいない夜

夕食を食べ、お風呂に入っていい子に寝たマメが夜中の1時頃、急に泣きだす。
抱っこすると熱い?
熱を計ると39度。
マルの次はマメか…
泣いてるので座薬を入れて少しミルクを飲むと寝ました。
朝、マメ39度、マル38.5度…
2人とも下がってません…
病院の予約をして、チビを保育園に送ってそのまま病院へ。
診察をして薬を出してもらい、
「(マルの)熱とおでこのかぶれ、(マメの)急な発熱も気になるので明日の午後に来て」と言われ予約をしてもらう。
アイスマクラと保冷剤がフル回転。
製氷機も間に合わないと困るので氷と晩御飯の買い物をして帰る。
マルは帰りの車で寝てしまい、薬だけ飲ませるとそのまま寝てしまった。
マメにパンをあげると手に持ったまま食べることなく、口に入れてあげると少し食べた。
薬を飲ませ、少しすると寝てしまった。
あたしはお昼ご飯を食べ、洗濯物をたたんでると
「ケポ…」とマメ
みると身体がピクン…ピクン…
”これって痙攣…?”
抱き上げて「マメ、どうした?大丈夫?」と声をかけるけど反応なし。
パパに電話して状況を話し、救急車を呼ぶべきか救急情報センターに電話。
「お母さんのご判断で救急車を呼んだ方がいいのではないでしょうか」と。
マメは呼吸も辛そうで顔色も悪くなり、まだ痙攣がおさまりそうにない。
救急車を呼び、パパも帰ってきてくれることに。
すぐに救急車が来て救急隊の方が部屋へ。
痙攣はおさまりつつあるものの、意識がもうろうとしている。
かかりつけの病院にいってほしいと伝え、受け入れてもらえるとのことでマルを抱いて救急車へ。
薬を飲んだ時は38.7度だった熱が40度まであがっていた…
心拍も早く、酸素マスクをしてまだ苦しそうだけど顔色はよくなってきた。
病院に着き
「処置しますのでロビーででお待ち下さい」と言われ待っているとマメの泣き声が聞こえ…
マルも熱があるのでアイスマクラを借りて抱っこしているけどグズグズ…
慌てても仕方ない、しっかりしなきゃ…と思っていたけど、ふっと怖かったのが襲ってきた。
リビングに寝かせ、近くにいたからよかったものの、もし寝室に寝かせていたら…
気付かずにいたかもしれない…
アイスマクラだけではなく、もっと冷やして座薬を入れてたら痙攣までならなかったかも…
マメに辛い思いさせちゃったな…
と、後悔ばかり。
どれくらい待っただろう…先生に呼ばれると
「RSウィルスに感染しています」と言われ
「RSウィルスっ?今頃ですか?」と言ってしまう。
寒い時期なら可能性はあるけど、もう5月。
ウィルスがないわけではないだろうけど、ナゼ…?
CTでの脳の腫れや出血、骨髄液、血液検査は問題なし。
RSウィルスの熱による熱性痙攣との診断。
「また痙攣があるかもしれないので、入院してしばらく様子をみます」と…
小児科への入院手続きをしてお部屋も準備できたので病棟へ。
呼吸はできてるけどちょっと苦しそうなので酸素マスクをして点滴をしています。
ここもNICUと同じで15歳未満は入れないので、パパが来るのを待ちます。
1度家に帰ってマルのミルクを作り、車でチビのお迎えをして一緒に来てくれました。
チビ
マメちゃんどうしたの?会いたいな」と…
チビマメの風邪がうつっちゃうと困るから会えないんだよ」というと淋しそう。
マルはミルクを飲んで寝てしまいました。
マルも元気なものの、まだお熱があるのにね…
1度家に帰り、着替えやタオルなどを持って病院へ。
酸素マスクははずれ、いつもの寝顔でした。
担当の看護師さんがNICUでお世話になった人。
この4月から小児科に異動になったと聞いて、知ってる看護師さんがいると安心します。
おむつの処理のしかたなどの説明を受け
「また明日くるからね」と手をにぎるとまだ熱い。
家に帰ってもチビ
マメちゃんはいつ帰ってくるの?」と何度も聞かれました。
「お熱が下がって元気になったら帰ってくるよ」と言うけど、”いつ”なのかを知りたいんだよね。
マルのいない夜はやっぱり淋しいです。
あたしも早めに寝て明日からの生活にそなえます。