お空に戻りました…

実家で飼っていた愛犬のアトムがお空に戻りました。
13歳10か月でした。
半年くらい前から発作をおこすことがあり、お薬を飲みながら過ごしていたアトム。
先週あたりから急に食欲がなくなり、元気がないとばぁばから聞いていた。
そう長くないと思うから時間があれば会いに来てあげて…と言われていたので月曜日にマメを連れて会いに行く。
いつもならしっぽをふって玄関まで出てきてくれるのに出てこない。
部屋に入ると来たことに気付き、そっと立ち上がってマメのそばに来た。
抱っこするとだいぶやせていた。
お散歩もやっとの状態らしく、今月初め頃にチビと一緒にお散歩した時はゆっくりだけどちゃんと歩いていたのにね。
心配な気持ちでバイバイした。
昨日はチビが保育園がお休みだったので行くことに。
声をかけると顔を上げるのが精一杯の様子。
少し食べたり水を飲んだりするけど、もどしてしまうらしくこの日も数回もどしていた。
背中をさすってあげることしかできない。
月曜日よりやせているのがわかった。
何かあったら連絡するからとばぁばに言われてバイバイした。
あたし達が帰った後に病院へ行くと先生からそう長くないだろうということを言われたと電話があった。
また明日行くからと言って電話をきる。
なかなか眠れず…
朝7時、夜中に何度ももどしていたらしく9時になったら病院に行くとばぁばから電話があった。
マメの病院があったので終わったらチビを迎えにいってから向うねと話す。
出かける準備をしていると11時半頃ばぁばから電話。
涙声でもうダメかも…声かけてあげて!と言われ、受話器からアトムがハァハァ言っているのが聞こえる…
アトム、苦しいね…行くから待っててね…
朝の電話から苦しそうになり、もう発作が3回…抱きながら名前を呼ぶと落ち着くというのを繰り返していると。
できるだけ早く行こうと思い、保育園に電話をしてお昼ご飯を食べ終わるのが12時頃だと言われたのでお迎えに行くと話して一緒に病院に行くことに。
パパには行くことは伝えてあったので、アトムの様子を話してチビとマメの病院に行ってからアトムのところに行くと電話。
診察まで待たされるだろうし、何時になるかわかんないからキャンセルしてすぐに行ってやりな!と。
病院は来週に変更してもらい、ばぁばに今から行くからと電話。
チビにアトムのとこ行くよ!と言って車を走らせる。
途中、ばぁばからメール。
今、息をひきとりました…
間に合わなかった…
もう少しだったのに…
いつも寝ているベッドの中でタオルに包まれ、寝ているようにしているアトムはまだ温かかった。
苦しかったね…よく頑張ったね…
チビはあたしの膝に座り、何で泣いてるの?という顔をして黙っていた。
アトムくんね、死んじゃったの…お空にいったのよ。頑張ったねっていい子してあげてと言うと頑張ったね、お散歩行こうねとなでていた…
まだ理解できないよね。
苦しそうなのを繰り返しながらゆみちゃんくるから!と言うと顔を上げて反応していたと話してくれた。
最後はす〜っと呼吸が止まるのを感じ、そのまま息をひきとったと…
ここ数日は点滴と注射をしに病院に通っていた。
手術となると年齢的に耐えられるか?というのもある中で、無理させることなく自然にお別れしたいという気持ちと、このまま苦しいのが続くようなら安楽死させてあげることも考えたいと言っていたので、一緒に先生に相談しにいこうと話していた。
ばぁばにたくさん辛い思いをさせてしまったけど、最後に一緒に過ごせてよかったと言ってくれた。
悲しいけどこれからの準備をしなくてはならない。
立ち合いで火葬をし、そのままお家に連れてこようということに。
明日が最後のお別れ。
また明日ね…