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朝方、お腹と腰にズンっとした痛みを感じて目が覚める。トイレに行ってこりゃ陣痛だ…と確信。相方が起きる時間まで時間があるし、もう少し寝ようと思いベッドに戻ったら起こしてしまった。『陣痛きたかも』と言うと『おぉ…きたか』と。ベッドに戻ってから３０分…また痛みが。もう３０分おきかぁ…と思いながら朝ごはんを食べ、準備をする。おかんに陣痛がきたことを伝え、病院に電話してから相方と向う。診察の結果、『まだお産になりそうにないから一度家に帰ってもいい』と言われるがそのまま入院することに。どんどん痛みも強くなって病院に着いて２時間後に破水。家に戻らなくてよかった…と思う。相方が打合せと書類を届けて１５時頃戻ってくると言うと助産婦さんに『このままいくと戻ってくる頃には産まれてるかもしれない』と言われる。産まれたら連絡することにして『頑張れよ！』と言って仕事へ。さらに短い間隔になってお昼頃分娩室へ。が、陣痛が弱くなって先生達は一時分娩室から離れてしまう。助産婦さんに『練習のつもりで』とアドバイスをもらいながら陣痛との戦い。チビも頑張ってるだろうからあたしも頑張ろうと思う。先生達が戻ってきて分娩室に入ってから１時間後の13時15分、元気な産声をあげた。おもわず『おぉ…泣いた』と言っていた。痛みからの解放と安心感でぼぉ〜っとしてしまう。どっちかなぁ…と思っていると『女の子ですよ』と。カンガルーケアで少しだけ胸の上にチビをのせてくれた。『女の子だったのぉ』って声をかけると目をあけようとするチビ。『おかあさんの肌を感じると目をあけようとするのよ』と言っていた。お腹の中にいるチビに『ポンっとでてくるんだよ！』と言っていたのが伝わっていたのか？と思うほど安産でスピード出産になった。

チビは検査のため別室へ。あたしも分娩室で２時間ほど様子をみる。助産婦さんといろいろ話しながら過ごす。『早かったねぇ〜、とても上手だったよ』と言ってもらう。自分の体力や頑張りだとは思うけど、助産婦さんの導きが何よりも大きいと実感していた。『ご主人に電話する？』と聞かれ分娩台に乗ったまま電話する（笑）産まれた事と女の子だった事を伝えると『女の子だったかぁ〜！』と言っていた。おかんにも電話するとビックリして『早かったねぇ〜。夕方から夜になると思ってたよ』と。１５時頃病室に戻ると相方が待っていてくれた。手続きを終えて２人でチビのもとにいくと泣きながら手足をバタバタさせていた。元気そうでよかった！子作りマシンからおっぱいマシンに変身だ！